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株式会社エフ・ユー 企画総務部 DX推進グループ
マネージャー:田中 孝明
課長:杉山 智章
杉山:当時使っていた主装置(IP-PBX)の保守サービスが終了することになったため、更新が必要となり後継システムとしてクラウドPBXを検討したことがきっかけとなります。
また、今後のワークスタイルの改革を推進していく上で、社員がどこでも電話を受けることができる体制を整えたいとも考えておりました。
杉山:選定の際に最も重要視していたポイントがスマホ利用時の「通話の品質」です。
というのも、私は前職でもクラウドPBXを使っていましたが、当時利用していたサービスはスマホの通話品質が悪く業務に支障をきたしていたため、大きな不満がありました。
そのため、今回の導入では徹底的に通話品質を検証したうえで選定を行いました。
杉山:
最初に比較サイト経由で紹介のあった4社のサービスを候補としてトライアルを実施しました。
ただ、そのうち2つのサービスは、そもそも通話アプリが機種制限でインストールができないとわかり、汎用性に欠けるため、検討から外しました。
次に残った2つのサービスの通話品質や動作環境について検証しました。
検証においては、自宅や会社、外出先での4Gや5G回線、WiFiなど複数の環境下で、発着信速度や通話品質について綿密にテストを行いました。
それらのテストにおいて、VoiceXが他方のクラウドPBXを明らかに上回っており、それが決め手となってVoiceXを選定しました。
杉山:大きくわけて「コスト面」と「業務効率化」という面で効果を感じています。
まずコスト面に関しては、VoiceX導入により内線が無料で使えるようになり、社内間での電話のコストをなくすことができました。これにより全体的な通話料の削減にも繋がっています。
次に業務効率化に関してですが、今回の導入で本社社員全員に対して、内線番号と外線番号を付与したため、各自の個人スマホにアプリをインストールし、どこにいても社員間であれば内線電話、社外との連絡であれば外線電話といった電話業務のスタイル変革を行うことができました。
また、営業電話といった迷惑電話の着信拒否を管理画面から簡単にできるようになり、無駄な電話に出ることによる時間の浪費やストレスを減らすことができ、業務効率が向上したと感じております。
さらに、音声ガイダンスを外す、変更するといった設定は社内ですぐにできるという点も良かったです。というのも、以前はこのような設定をその都度、事業者へ依頼する必要があり、タイムラグやコストが発生していたからです。
杉山:音質に関してはテストで検証した通り、問題なく使用できています。
また、操作性についても、ITが苦手な人でも使いこなせるほど優れていると思います。 弊社は高齢の社員が多く在籍しており、最初は操作に慣れが必要だったようですが、現在では特に問題や不満もなく使っております。
さらに、前職で使っていたクラウドPBXは大きなトラブルに何度か遭遇したため、今回の導入においてもトラブルが起きる覚悟をしていましたが、現在までそのようなトラブルに見舞われることなく、問題なく使えている点もありがたいです。
田中:弊社では直近、マーケティング部門が新設されましたので、通話状況などに関して分析し、今後のマーケティングにも活用したいと考えております。
通話データから、弊社・ガス事業関連のコンサルティングや研修におけるニーズや需要傾向の把握、新規事業のヒントにしていきたいと考えております。
そのため、今後は御社のVoiceXAIの活用も視野に入れていきたいと考えています。