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▲ 株式会社しくみデザイン 代表取締役 中村俊介
中村:弊社のオフィス移転がきっかけです。クラウドPBXを導入したいと考えた理由については3点あります。
1点目は、固定電話ならば電話番号を変える必要があったという点です。
同じ市内での移転にもかかわらず、基地局の関係で同じ電話番号を使うことができませんでした。弊社は創立してから20年もの間同じ電話番号を使い続けてきたこともあり、この電話番号を変えたくありませんでした。
2点目は、新オフィスに電話線を引くことが困難だった点です。
もし仮に電話回線を引くとしても規模の大きな工事をする必要があり時間と費用がかかるため、電話回線をオフィスに引く必要がない電話環境を構築する必要がありました。
3点目は、固定電話を廃したいと考えた点です。
弊社はリモートワークの従業員も多く、稀にオフィスに誰もいない状態が発生し、その間に会社にかかってくる電話に出られないケースがありました。新規のお問い合わせやクライアントからの重要な電話を逃してしまう可能性もあったため、この状態は脱したいと考えていました。
そのため、固定電話をなくし、誰かが電話番の為だけに出社するのではなく、全員がリモートワークでもスマホで会社の電話を受けたり架けたりすることができるようにしたいと考えました。
中村:5社ほど問い合わせをした後に、VoiceXを選定いたしました。
VoiceXを選んだ理由は大きく2点あります。
1点目は「フルクラウドのサービスかどうか」です。
クラウドPBXをいろいろ調べてはじめて気づいたのですが、サービスによっては、専用のアダプターなどオフィスに機器設置の必要があるものがいくつかありました。
設置の手間や初期費用の追加を考えると、できればフルクラウドで機器の設置なく、すぐに始めることができるクラウドPBXを採用したいと考えておりました。
2点目はコストに関してです。
こちらもサービスによっては弊社のような小規模事業者を想定していない価格設定のものがいくつかありました。
現状、弊社は電話に出ることができる人数は2人いれば十分だったため、様々な部署の運用が前提となっているサービスは、想定以上に価格が高かったです。
VoiceXは前述の2条件を満たしているだけでなく、操作性の良さや、細かな設定が可能な機能面に魅力を感じました。
さらに、お問い合わせした際の担当者の対応が非常によかったこともあり、VoiceXを採用しました。
中村:大きく「コスト面」、「業務への集中」、「出張時の電話応対」という点で効果があったと感じています。
まず「コスト面」では、従来の電話の仕組みからVoiceXに切り替えることで費用を1/3と大幅に削減することができました。
次に「業務への集中」という点では、迷惑電話に出る必要がなくなったことが非常に大きいです。
今までは迷惑な営業電話やFAXに悩まされていました。VoiceX導入後は、管理画面から迷惑電話があった番号を簡単に着信拒否することが可能になり、導入後2ヶ月程度で迷惑電話の数を1/6程度にまで減らすことができました。
これに関してはもっと早くクラウドPBXの存在を認知したかったと後悔しているほど、迷惑電話のストレスから解放されました。
さらに、「出張時の電話応対」という点では、オフィスから離れた場所にいたとしても、会社への電話や内線に出ることが可能になったことで、より業務を円滑に進めることができるようになったと感じています。
中村:現状は最小限の人数での利用にとどまっていますが、今後、社員が増えた際にはユーザー数(アカウント数)も増やしていく必要があります。
そういった際に、VoiceXであればフレキシブルにユーザー追加ができるので、このメリットは今後活かしていきたいと思っています。
また、管理画面を眺めるとまだまだ使える機能がありそうだと感じていますので、必要に応じて活用していきたいと思います。